ゼネコン(現場監督)・サブコン(番頭)の違いについて

 

これまで当たり前のように「ゼネコン」や「サブコン」と
いった建築専門用語を使ってきたのですが、

私も新人時代には、意味や違いそして関係性を理解できていなくて、
先輩や職人との会話で手間取ってしまった過去を思い出しました。

 

このサイトは、建設業界に興味がある人や建設業界で
働いたばかりの人がみてくれてるようなので、
今回は、この基本的な用語を解説していきます。

 

〇ゼネコン とは?
 General Contractor の略の意味です。
 ⇒総合的に、建築施工を請け負う会社をいいます。
 ⇒総合的な技術力や協力会社をまとめ上げて工事を完成させていか役割を担います。

 ゼネコンの施工管理技士は、「現場監督」と呼ばれています。

 尚、ゼネコンは、施主から直接注文を受ける元請業者になることが多いです。

 

〇サブコン とは?
 Subcontractor の略の意味です。
 ⇒専門的に、一部の建築施工を請け負う会社をいいます。
 ⇒ゼネコンから一部の工事を下請負いして、高度な専門工事を完成させていく役割を担います。

 サブコンの施工管理技士は、「番頭」と呼ばれています。

 尚、担当の職人をまとめあげる職人のボスを「職長」といいます。

 

 

それでは、今度は逆から見てみることで、さらに理解を深めていきましょう。

 

各々の専門工事を「職人」が施工します。
その職人の頭が、「職長」になります。
専門工事会社つまり「サブコン」
施工管理技士は「番頭」であり、、
各専門会社をまとめあげる総合建築業者つまり「ゼネコン」
施工管理技士を「現場監督」といいます。
 ※尚、施工管理技士は作業はできなく、あくま管理に注力する職種となります。

 

このように対比することで、十分に理解しやすくなると思います。

尚、請け負った現場によって、ゼネコン・サブコンの関係性が逆転する場合があります。現場には、必ず施工体系図が貼り出されているため、現場の関係図を見分けましょう。

この際きっちりと覚えていきましょう。

ご安全に!

 

 

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