2級施工管理技士の試験についての補足

 

今回は、2級施工管理技士の国家試験と勉強方法について
補足したいと思います。

 

はじめに、専門学校で開いていや講座やる試験対策コースを
受けるべきかについて回答します。 
結論からいうと、2級の施工管理技士の試験であれば、
特に専門学校での受講をする必要は無いと考えます。

 
 
筆記試験は、4択のマークテストであり、
100点満点近くを取る必要はなく、
3/5以上分かっていれば受かるようになっております。

 

また全問題を解く必要もなく、
設問テーマによっては、15問中10問を解くといったように
問題を選択することができるため、
難しかったり、不得意な分野を飛ばすことができます。

 
 
つまり、4択のマーク式の試験のため、
完全に答えが分かっていなくても消去法で正解に到達できる場合があります。
また、不得意な設問を飛ばして解答しもののうち
5問のうち2問は間違っても合格することができるのです。

 

但し勉強するときは最低ラインの60点ではなく、
80点以上獲得するという目標で励んでいきましょう!

 

問題は過去問から類似問題や全くの同一問題がでることがあります。
ですので、参考書で各項目の概要をさっと覚えたのち、
過去問や問題集を解き、何度も繰り返すことで覚えていくことが必要になります。

 

現場での施工経験がない分野だとイメージが湧きにくいため
学習効率がおぼつかない場合があります。
その場合は、youtubeなどの動画を検索してみましょう。
大抵の分野の解説動画が見れます。
 
これだけなら、特に専門学校の講座は不要ではないでしょうか。

 

但し実技試験に関しては、独特の記述ルールがあることもあり、
それを踏まえないと答えはあっていても得点にならない場合があります。
余力がある人は専門学校に通った方が確実かもしれません。

 

試験の2,3ヶ月前から直前セミナーを実施しておりますし、
日程のつかない人向けに通信講座もあります。
一度受講し、記述方法やNG項目を理解しておけば準備万端だと思います。

 
※建築(一式・躯体・仕上げ)志望の方へ
2級建築施工管理技士の場合、
さらに種別が「建築(一式)」、「躯体」、「仕上げ」
の3部門にわかれております。

  
「専門問題」においては各種別の専門分野から問題が出るのですが、
「共通問題」の場合、その名の通り、種別に関係なく
建築問題が全分野から出題されます

そのため、躯体・仕上げを選んだサブコン従事者であっても
偏らずに建築全分野を勉強していってください。

 

 最後に、試験日は日曜日に設定されているため、
現場で働く人たちが受けやすい日程となっております。

 

しかし、土日勤務が多い改修工事担当の場合、
現場と試験日が重なってしまう場合が多いです。
その場合は、上司に事情を言ってシフトを変更してください。
事前にいえば大抵の場合、融通をつけてくれます。 

 

責任感が強い人だと現場管理を優先して試験を
先送りしてしまうこともあるみたいですが、年に1回だけの試験であり、
その合否によって仕事領域も待遇も変わってきますので、
変に遠慮することなくシフト変更をお願いしましょう。

以上補足とします。

 

ご安全に!

 

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