【重要】 工事写真の撮影のツボについて

 

現場監督や施工管理技士の主な仕事の一つに
工事写真撮影
というのがあります。

これは、品質管理の一部の仕事であり、
各作業が決められた材料や工法・手順どおり行ったかを
証明するために大切なものとなります。

 

 
今回はデジタルカメラで工事写真を撮る際に
押さえておくべき4つのポイント
についてご紹介します。
 

①写真をブレさせない。
 ポイントは、シャッターを押したあと2秒間静止する。

 
 ⇒ブレない写真を撮る。
  簡単のように思えますが、初心者は意外なほどできておりません。
  
  ブレている写真は施主へ提出する竣工写真として
  使用することができません。
  つまり、ブレてしまっていると、折角撮影した写真の
  価値が無くなってしまうことを意味します。

  様々な現場に行ったり来たりの忙しい状態での撮影となりますが、
  撮影する際は、一呼吸おいてしっかりと確実にシャッターをきりましょう。

  また、撮った写真を確認し、ブレている場合は再撮影する、
  または、同じ個所で複数枚写真を撮っておくという
  習慣も身につけて必要がありますね。

 

②デジタルカメラは常に充電しておく。写真データは毎日保存しておく。

 ⇒デジカメの種類にもよりますが、
  一日以上現場を動いていると半分以上の電源が消耗してしまいます。
  もしその日中に充電しておかければ、
  翌日途中でデジカメの電源が切れてしまい、再充電しないかぎり、
  撮りたい箇所での写真が撮れなくなります。

  そんな機会損失を起こさせないよう
  毎日の終わり仕舞いではデジタルカメラを充電して
  翌日に備えるようにしましょう。

 
  また、写真データをデジカメに入れっぱなしだと
  なんかの拍子で写真データが消失するリスクを抱えている
  状態になるので、パソコンにデータを写し、
  常にバックアップできる状態にしておきましょう。

 
 

③隠ぺい部、使用資材受入れ写真及び作業前状況を確実に撮る

 ⇒建築現場では、構造体から仕上げという流れで作業が変化します。

  構造体を造る段階で、安全基準を順守した材料と施工方法や補強の個数
  というのは仕完成してしまうと隠れて(隠ぺいして)しまう状態となります。

  全て仕上がった最終の竣工検査の段階で、
  使用材料の品質や隠ぺい部の安全基準を質問された際に、
  工事写真を添えて回答できないと監理責任者や施主は不安になります。
 
  またたとえ安全基準どおりの施工をしていてもその証拠写真がなければ、
  完成された該当箇所を破壊して確認するというケースもありえます。

 
  その場合の費用や工程はさらにかさむこととになり、
  元請会社としては何も良いことがありません。
  各工程ごとに確実に写真を撮りきる、と意識し習慣にしていってください。
 

  また同様に、特に改修工事の場合、
  工事前から区画内傷や汚れがある場合があります。
  
  しかし、作業前からあることを証明できないと、
  作業中の発生物と理解され、別途補修する場合もありますので、
  作業前状況写真も押さえておいてください。

  

  
④どこで撮影した写真なのか分かる工夫をしておく
 ポイントは、同一箇所を俯瞰した距離でも撮る

 ⇒後で写真を返したときに、
  その場所がどこか分からなくなるという状況がたまに起きます。
  
  そのため、写真撮影の際に工夫しておくことが必要となります。
  箇所を記入した工事看板を添えて撮影するのが最善となります。
  
  もし持っていない場合には、同一写真を2枚撮り、
  2回目は、より俯瞰して撮ったり、
  現場内のランドマークやアイコンを入れて撮る
  といった工夫が求められます。

  
  最後に工事写真をまとめる際に、
  あれこれと照合し徒労する時間を軽減させるためにも
  必ず覚えて習慣にしておくべきポイントとなります。

 

 
以上、基本的な事項となりますが、
毎日確実にできているという人は意外と多くない現場監督の基礎力になります。

100発100中で実践できるように、
意識して作業することで、無意識として動ける習慣に落としこんでみてください。

 

ご安全に!

 

 

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