QECSD 現場管理で何が一番大切かについての個人的見解②

   

 

 

今回記事では、

「現場管理項目においてどれが一番大切か」

について、個人的見解を述べたいと思っております。

 

いきなり結論から述べると、

「D(工程)」が何より大切である思っております。

 

つまり、計画どおりまたは少し前倒しで工事が

進捗されていることを管理し続けることが大事ということなります。

 

なぜなのか、その理由を伝える前に、

以前もお伝えしましたが、そもそもの前提をお伝えします。

 

それは、他の管理項目の

Q(品質)、E(環境)、C(原価)、S (安全)が

D(工程)より劣っているとか

管理項目自体に序列があるというわけでないということです。

 

どれも平等に必要な管理項目であり、どれか一つがおざなりになれば

工事が停滞する事態を招く可能性があります。

 

でも、あえて、ここの管理項目だけ押さえておけば、

他の管理項目も比較的に負担なくマネージできるというだろうと

意味で今回お伝えしたいと思います。

 

さて、前置きが多くなりましたが、

なぜ、工程を押さえておくことが管理のツボとなるのかについて

個人的見解を述べたいと思います。

 

工程表のとおり作業を実施すること管理し続ければ、

品質も、安全も、環境も、コストも余裕をもって管理することができるからです。

 

工程表は無理ないように調整し組んでいるわけなので当たり前なのですが、

現実的には工程表の遅れというのが出てきてしまいます。

そして、その遅れを戻そうとして、

突貫工事したり、他業者同士でラップ作業したりなどするようになります。

 

そうすると必然的に、品質がよろしくない出来になったり、

怪我事故も起こりやすくなり、隣人への配慮にも目がいかなくなりクレームが起こり、

余計なコストもかかってしまうという具合になります。

 

ヒト、モノ、機械や仮設材などの手配がつかずに延期になってしまう

という事態に陥らないように、、

先手、先手で各業者と打合せなどして、計画どおり予定を確約させるということ

から、改めて現場管理を考えてみませんか?

 

基本的なことを愚直に対応することつうじて、あらゆる管理項目も優れた

スーパーな現場監督または施工管理技士を目指していきましょう。

 

ご安全に!

 

 

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