フロントリーディングという言葉を聞いたことがありますか?
「製品開発のプロセスで業務の初期工程に負荷をかけ、作業を前倒しで進める手法。できる限り早い段階で多くの問題点やリスクを洗い出し、対策を講じて、初期段階から設計品質を高めること」
をいいます。
よくありがちな建設現場の風景として、、
前日や当日になって、色々と潜在的なリスクや実施すべきことが表れてきて、
作業間連絡調整会議や朝礼後に必死こいで、
時間差や工程の順番を変更するなどして
上下作業などの輻輳作業を無くすなど現場の毎日を送る、
というのがあるかと思います。
場当たり的な調整や混在作業ありき、
だと毎日現場を管理するのも骨が折れるし、徐々に疲弊していきますよね。
そこで必要になってくるのが、「フロントリーディング」という考え方。
先手先手で、作業計画の段階で、「急がず、焦らず、怠らずに」
時間と人の余裕を持って重点的な項目を決定しておくと、
その分だけ、あとが楽に管理できるようになるというものです。
今、建築現場の各所でこのような考え方が、工程や品質、安全などの各項目において、
このような考え方が非常に求められている潮流にあります!
次回記事では、その具体的な手法について、詳細に書いてみたいと思います。
本日もご安全に!