「異業界からの建設業界へ転職する」
そのためには、
何か素晴らしい、または強い動機や経緯が必要なのではないだろうか・・
そう考える人も多いかもしれません。。
しかし、全くその必要はないです。
「カタチに残るモノづくりがしたい・・」
「手に職となる技術を身につけてみたい・・」
「もっと高収入が欲しい・・」
といったシンプル、だけどずっと自分の中に残っている想い
があれば、まずは全然大丈夫なのです。
でも、それだけでは人気のある会社または現場案件では落とされてしまう可能性が高いです。
もう少し深堀する必要があるでしょう。
以下の3項目がポイントとなります。
①「きっかけ」を浮き彫りにする
どうしてそんな想いに至ったのか?出来事がなければ、想いは生じません。
想ったからには何らかの理由があるわけで、
それを考えてみるのは人生にとって非常に価値になります。
もしかしたら、幼い頃・あるいは青年時代の出来事が要因かもしれません。
何であっても素晴らしい動機となるので、
契機となった出来事というのを探し出してみてください。
②希望職種と新しくデザインした「将来像」を結びつける
今後、どうよう目標で、どのように働いていきたいか
人によっては思うような人生を歩んでこれなかった場合もあるかもしれません。。
しかし、今後の人生については、誰しもが自らの手で掴んで選ぶことができます。
どうせなら、考えるだけでワクワクするような未来の自分自身を思い浮かべてみましょう。
それが実現できるのは現場監督や施工管理技士なんです!
と結び付けて、面接官に伝えられたならポイントは非常に高くなります。
③「今すぐでも、出来ること」を掘り出し、熱く伝える
建設業界が未経験であったとしても社会人としての経験はあるはずです。
アルバイトであっても構いません。
今までに培った経験が、何か建設業界にて活かせられるのではないか?
規模の大小は問いません。兎に角、業界未経験でも活かせることや貢献できること
というのを掘り出してみて、面接では思い切って伝えてみてください。
多少の思い違いは問題ありません。
たとえ実際の現場では反映できないことだとしても、自分なりに考えてみて、
「これ、出来ます!」、「〇〇の貢献をしていきたいのです!」などと
熱く伝えた方が、やる気が感じられる人だなと面接官に良い印象を
与えられるようになります。
ちなみに私の友人は、偶然知り合った現場監督の働く姿勢に感銘を受け
そんな大人になりたいからです!と言って見事大手の建設会社で働いている人もいます。
今回は、現場監督または施工管理技士の志望動機になりますが、
たとえ営業職や事務職であっても、
「形として残るモノづくりに携わりたい・裏方で支えたい」
という想いがベースとなると考えております。
最後に繰り返し伝えますが、
例文やテンプレートを駆使し応募動機を凝った内容に編集する必要はありません。
むしろ反対に、自分の気持ちにストレートな言葉を大事にして、想いを伝えてください。
というのが私の持論になります。
シンプルな受け答えの方が受かることを何度も見てきました。
即戦力としてのスキルがない場合、
それでも一緒に働きたい人かと思わせれば、採用されますので、
良き機会だと思って今までの自分自身を棚卸し、誠実な態度で
面接にチャレンジしてみてください。建設業界でお会いしましょう!
ご安全に!