さて、前回の続きを書いていきたいと思います。
④派遣元とうまく会話する
経験年数や資格獲得でどういう昇給があるのか
事前に確認しておきましょう。
言いにくい事柄かもしれませんが、
中小の派遣元では明確に決まっていないことも多く
発言を引き出すことで昇給のタイミングを早めさせることが
できるようになります。
もし条件を満たしているのに、昇給されなかった場合には、
その時の会話が交渉材料となるので、定期面談などで
話を振って、確認しておきましょう。
⑤派遣元を変えず、派遣先を変更する
派遣先を変更するのも、一つの選択肢になります。
派遣元としても、派遣先のフィーから労務費や一定の利益
を差し引いた金額以上は払うことはできません。
よって、同じ経験年数や資格習得でも高く払ってくれる
派遣先を選ぶ必要があります。
どの派遣先が高い単価を出してくれるのかについては
派遣元の営業がよく知っているので、随時連携をとりながら
新しい派遣先を紹介してもらうようにしていきましょう。
(今までの派遣先を辞める際には、飛ぶ鳥跡を濁さずで、
支障がないようにキレイに辞めてくださいね)
⑥派遣元を変更する
これは最終手段になります。
同じ経験年数や資格取得でも、派遣元の交渉力によって
少なからず単価に違いがあるようです。
また、その単価から差し引かれる利率も派遣元によって
バラバラなようです。
そのため、昇給が履行されなかったり、微増であったり
する場合、派遣元を変更する方法も有効となります。
現在の客観的な市場価値を確認することもできるので、
派遣元を変更する・しないにかかわらず、
一度他の派遣元に相談してみるのをお勧めいたします。
(もし派遣元を変更するに至った場合は、お世話になった
気持ちを忘れず、後腐れがないようキレイに辞めてくださいね)
以上、派遣の現場監督や施工管理技士が給料を上げていく方法とコツでした。
後半の3つは、やや交渉力が必要になってきますが、
正当な報酬を得るためにも必要なことであると思っております。
自分自身の努力や経験を過小評価せず、(過大に慢心もせず)
正当な給料をもらうことで、気持ちよく仕事をしていきましょう。
ご安全に!