分別ヤード整備から環境管理がはじまる③

 

現在担当の工事が竣工間近のため、
投稿が遅くなってしまいました。

早速ですが、前回の続きを記してみたいと思います。

 

④許容範囲以上に山積みされている

 

 大型のコンテナが設置されているか、
 トンパックを敷いた台車を置いている現場が多いと思います。
 しかし、上端よりもさらに多く発生材が山積みにされている
 状態になっていることがあります。

 

 ドサッと山盛り状態のヤードは見た印象も悪いですし、
 また当たり前のことですが、容量をオーバーした発生材は
 そのままでは廃棄できず、結局、他に入れ替える手間が出てきます。

 

 毎日定期的に産廃ヤードも巡回して、
 空の台車を設けたり、タイミングよく発生材を搬出してきましょう。

 

⑤照度が低いなどヤード環境が悪い

 

 現場によっては産廃ヤードは地下など日の当たらない
 薄暗い場所に設置されることもあります。

 

 その場合に、ヤード環境を整えておくことにも注意しましょう。
 一番注意を払う必要があるのが、室内の明るさ(照度)です。

 

 廃棄物のため、切創を誘発する鋭利な建材も少なからず捨てられています。
 明るくないと、建材先端のバリなどに気づかずに触れて、
 怪我してしまう可能性もあります。

 

 仮設照明を設置するなどして、産廃ヤードを明るくし、
 安全性を高めるようにしていきましょう。
 また、段差などがある場合には、スロープを設置したり
 段差表示などをして、転倒防止にも努めておいてください。

 

⑥石綿などの「特別管理廃棄物」指定建材が混ざっている

 

 建物には「特別管理廃棄物」といって、その名のとおり
 通常と分けて特別に管理して廃棄する必要がある建材があります。
 石綿(アスベスト)とか汚泥、ヒ素などがあります。
 

 産廃ヤードの一時保管場所や保管方法及び処分場も通常と異なります。
 法令で決まっていることであり、発覚するとそのゴミだけ処分場で
 受け取り拒否をされたり、悪質だと判断された場合には、
 監督署から罰則を受ける場合がありますので、注意が必要です。

 
 事前現場調査の段階で、その可能性がある建材を特定し、
 サンプルを抜き取り専門業者に分析してもらう必要があります。
 工事計画の一つとして、理解しておきましょう。

 

産廃ヤードの整備は優先順位として低くなりがちで、
どうしても対応が後手後手に回ってしまい、問題が発生しやすくなっています。

 

だからこそきっちり対応しておくことで、安全に衛生的に
工事現場を運営できる起点となるので、この6つのポイントを頭に入れて、
日々担当現場を管理していってください。

 

ご安全に!

 

↓前回記事はこちら↓

  こんにちは。 今回は、産廃ヤード環境を良くするための項目と対策をみていきたいと思います。(前編)   ①分別の...

 

 

 

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