見落としやすい終わり仕舞い項目6選:③清掃・粉塵のチェック

 

若手社員・職歴が浅い派遣技術社員が見落としやすい

終わり仕舞いシリーズですが、第3回目は、

「清掃・粉塵のチェック」について記事したいと思います。

  

 

通常作業が終われば、区画内の清掃を職人もしくは

掃除担当者が実施します。

正確に実施されているか最終確認し可否の判断するのが、

現場監督の役割となりますが、今回は見るべきポイントをお伝えします。

 

①工事区画内

 ⇒区画内の清掃状況を目視で確認する

  特に、ビスや金属部が落ちていると怪我の原因となるため、

  必ず確認します。全体的に見るだけでは発見できないため、

  小さな区画ごとに目を凝らして確認するようにしましょう。

  

 ⇒また、端部や狭小部、立上り部には埃が溜まりやすく、

  掃除も行っていない場合が多いため、隅々までチェックすることが必要となります。 

 

②工事区画外

 ⇒粉塵作業の場合には、工事区画外まで確認する必要があります。

  隣接された区画に埃が落ちていないか確認しましょう。

  この際、床だけでなく、壁にも粉塵が付着している場合があります。

  指で触れば状況が分かるので、もし壁まで付着していれば、

  拭き取るように再度指示をしましょう。

 

 ⇒また、床斫り作業を実施した場合には、

  下階フロアの状況も確認するようにしましょう。

  ガンガンと床スラブにまで振動を与えてしまっているため、

  粉塵が下階までに舞い落ちてしまっていることがあります。

  

  

 尚、下階がテナント区画の場合には、

 場当たり的に当日、いきなり勝手に、入室することはできないことが多いです。

 事前に、特記事項や別途作業届やビルに提出しておく段取りが必要となり、

 工程表をみながら、抜かりなくその準備を行っておくのが現場監督の仕事となります。

 

 以上、「清掃・粉塵チェック」のポイントでした。

 小さな事でも塵が積もるとデカいです!

 確実に実施して自信と評価を積み上げていきましょう。

 

 

 

 

 

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