前回の続きになります。
②曖昧点を先輩などに質問する
この場合の効果は2つあります。
第一に、質問する前の理解度を整理できる点。
理解すること、つまり、分かることには
まず分けることが重要になります。
すなわち、自分はどこまでが分かっていて
どこからが分からないのかということを整え
自己理解することができます。
そのうえで、第二の効果として、先輩などに質問することで
曖昧点そのもののが解消されるようになります。
質問する際には、必ず、まずどこが分からないのか
という区別を自分でしっかり引いたうえで、
質問するようにしましょう。
整理された質問だと相手も、容易に返答しやすく、
なにより、自分自身の訓練にもなります。
特に現場監督の先輩は、安全・品質・工程・コスト
などで忙しいため、不明瞭な質問は嫌煙させる場合もあります。
注意しましょう。
③覚えたことを後輩などに教える
ある程度理解できた項目は、
後輩現場監督などに積極的教えていきましょう。
この場合も、理解できたと思った項目でも
実際に人に伝えようとすると、その段階で
「あれ、この場合はどうするんだろう。。」
というような曖昧点が浮き上がってくることが少なくありません。
また、教わった後輩などの疑問点に返答する場合に、
それまで想定してない内容に遭遇することもあります。
逆に、淀みなく自分の言葉で伝えられ、質問にも回答できた
項目は、深く理解している項目みて間違いないです。
このように、
現場全体の工程進捗と同時に、自分自身の建築現場の理解進捗
というのも確認し、足りない点を自分自身で補完することで
現場監督としての成長度が加速します。
もし少しでも興味関心があれば、早速実践してみてください。
それでは、ご安全に!