今回は、派遣社員として現場監督・施工管理技士で働いている人が、
収入を上げていくコツをご紹介していきたいと思います。
基本的には、経験年数や経験内容、
派遣されるゼネコン・サブコン会社の規模
によって、ある程度収入が決まってきます。
しかし、派遣元会社によっては、
抱えている人数が多いため昇給のタイミングで打診を出さなかったり、
また、派遣先の交渉でも建築知識がないため、言い値で契約したりして
実力に伴う収入が取れていない派遣技術者も少なからずいます。
実際の私もそうでした。
毎日仕事して経験と実力を積んでいるのに、収入面でも増えていかないと
やはりモチベーションは上がってきませんよね。
今回は、私の経験も踏まえて、収入を上げていくコツをご紹介したいと思います。
①勤怠と仕事を確実にする
②建築系の資格をとる
③派遣先現場で、新しい仕事を覚える
④派遣元とうまく会話する
⑤派遣元を変えず、派遣先を変更する
⑥派遣元を変更する
①勤怠と仕事を確実にする
⇒決まった時間に出勤し、任された仕事は確実に対応しましょう。
これは、基本ですね。いくら経験年数があっても、
出退勤に波がある場合、戦力として充てにしにくく
収入があがりにくくなります。
不慮な出来事は除いて、決まった出勤を確実に行い、
任された仕事は助言をもらいながら、確実に対応していきましょう。
②建築系の資格をとる
⇒これが一番大事であり、確実かもしれません。
関連する国家資格を保有していると、経歴に箔がつきます。
保有している場合は、資格内容に応じて、月追加加算される
ことが多いですね。
また保有していないと就けないポジションもあり、
見事資格を取得してその立場で働くことで新しい経験ができ、
その経験が評価され、収入アップにつながっていくようになります。
そのためには、ある一定期間、テスト前の勉強に費やす時間が
必要になります。仕事前後の毎日の勉強を、「将来の投資」として
充てていくようにしましょう。
また、応募期間内に必要書類を揃えて提出するのも
見落としてはならないポイントですね。
多くは年に1,2回しか実施されないので、
見逃してしまうと試験は半年、1年先になります。
試験について漠然としか捉えていないと、現場の忙しさもあり
そのまま惰性で応募期間を過ぎてしまう事態になりかねないので、
今年は必ず受験すると意識し、スケジュール帳に期限を記入して
忘れないように、自己管理していきましょう。
③派遣先現場で、新しい仕事を覚える
⇒自ら積極的に新しい仕事を覚えることも大事です。
収入アップには、経験内容も加味されることは上記で伝えました。
任された仕事を行いつつ、空いた時間などで、
上長と同行して仕事振りを観察したり、その仕事の一部を譲って
もらうよう頼んだりして、新しい仕事を覚えていきます。
安全管理から始まって、品質管理、工程管理、環境管理そして
原価管理の5大管理または、工事計画・竣工後の対応を覚えていく
ように意識しましょう。
以上、収入アップするための意識するポイント、今回は前半の3点でした。
待っていても収入はアップしていきますが、自ら積極的に動くことで
加速することが経験上十分に可能といえます。
このブログを読んでいる人は、自分のように中途で入った方も多いよう
なので、自ら実践し、積極的に実力をつけ、見合った収入を得ていきましょう。
ご安全に!