最近の若手現場監督をみていて、
以下が圧倒的に不足しているななと思ったので記してみたいと思います。
①メモをあまりとらない
②頭に浮かんでことを書き出さない
③ラフ図(マンガ)で納まりを描かない
人間の頭の容量は決まっています。
頭の中を整理するためにも、「ため込んだ情報を一旦、外に出す」
という作業がとても重要になります。
5大管理の「工程」・「品質」・「安全」・「環境」・「原価」
と、どの分野でも必要になります。
特に経験年数が少ない場合には、類似経験での理解がしにくいため
一つひとつ丁寧に確実に理解していくことが求められます。
ですので、若手現場監督には、上記3項を反転させて
①逐一メモをとる
②頭に浮かんでいる言葉を書き出し整理する
③各所納まりをラフ図(マンガ)を描き、理解する
という習慣をぜひ持ってください!
とエールを込めて伝えたいです。
①逐一メモをとる
現場監督には、ポケットに入るサイズの
野帳(レベルブック)が渡されているはずです。
朝礼での周知事項、上司からの指示や助言、その他現場で気づいたこと
など、どんどんメモしていきましょう。
②頭に浮かんでいる言葉を書き出し整理する
工程を組む際や、他職取り合いの作業の納め方を考えるときなど
色々と情報が頭に巡り回りますが、全て言葉を洗い出し
整理しましょう。言葉を整理しまとめることで、
重なっていたことがまとまり、不足していた事柄が見えてきます。
③各所納まりをラフ図(マンガ)を描き、理解する
納まりをラフ図で描いてみましょう。
PCのCADを使用する必要はなく、ペンと消しゴムがあれば
描ける下図面で全く問題ありません。
詳細図や断面図を描いてみることで、
納まりの是非や干渉する部分、問題点が浮かび上がってきます。
言葉が頭のなかを巡っているだけでは、あまり成長していません。
言葉でも、絵でも地道にアウトプットしたことが財産になります。
ぜひ、面倒くさからずに(横着せず)実施し、習慣化につなげてみてください。
ご安全に!